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2009.10.17 (Sat)

金融リテラシー

勝間和代さんの本、お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書) を読んだ。

「金融リテラシー」とは。
この本では、

すなわち、金融リテラシーとは、金融に関する情報や知識を単に学ぶだけではなく、そこで与えられたものを批判的に見ながら自己の金融に対する学習を経験として重ねていくことで、金融の情報や知識を主体的に読み解くことができるようになることを指します。(本文p.18より)

としている。
その上で、本の目的として

したがって、本書は、読者が金融を主体的に判断できるようになる視点の素地となる材料を提供することを目的とします。(本文p.18~19より)

としている。


【More・・・】

投資のやり方。
基本は、バビロンの大富豪―「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのかの本などでも言われている、

収入の1割を貯蓄し、その金を投資に回す。

だろう。

投資の世界では、

「卵は一つのカゴに盛るな」

つまり、分散投資が重要だとされている。
本書でも、分散投資の重要性について述べられている。

金融でしっかり儲ける方法の基本5原則

「私たちは金融の相場は予測することができない」ということに基づいています。

第1原則 分散投資、分散投資、分散投資
第2原則 年間リターンの目安として、10%はものすごく高い。5%で上出来。
第3原則 タダ飯はない
第4原則 投資にはコストと時間が必要
第5原則 管理できるのはリスクのみ、リターンは管理できない
(本文p.159~160より、赤字は引用者による)



「管理できるのはリスクのみ」という視点は新鮮だった。

あと、

本書は、本書を読み終えた1年後には金融の基礎知識や商品知識がだいたい分かり、リターンを自分でコントロールできるようになる地点をゴールとして設定しています。(本文p.162)

として、そのステップを10記している。

ステップ1) リスク資産への投資の意思を固める
ステップ2) リスク資産に投資をする予算とゴールを決める
ステップ3) 証券会社に口座を開く
ステップ4) インデックス型の投資信託の積み立てをはじめる
ステップ5) 数ヶ月から半年、「ながら勉強」で基礎を固める
ステップ6) ボーナスが入ったら、アクティブ型の投資信託にチャレンジ
ステップ7) リスクマネジメントを学ぶ
ステップ8) リターンが安定したら、投資信託以外の商品にチャレンジ
ステップ9) 応用的な勉強に少しずつチャレンジ
ステップ10) 金融資産構成のリバランスの習慣をつける(本文p.160~161より)



私自身の経験からいっても、この順番は確かに理にかなっていると思う。
いきなり株・FX等をはじめたとしても、基本的なことがよく分からないなら、リスクは大きくなるばかりだろう。


~~~~~~

最終章に、興味深い記述があった。

この本(引用者注記:『セイヴィング キャピタリズム』という本のこと)では、社会が単純に市場原理だけを追及していくと、大きく分けて次の二つの問題が生じることを述べています。
① 国家間や個人間において、「やる気」に応じた資源配分が必ずしもうまくいかない
② 社会的に正しくない行いがあったとしても、利益が出るものについては投資され、その結果として地球温暖化や環境汚染などを招く (本文p.198より)



(少し古いけれど)産地偽装などの、企業の信用問題に関わる昨今のニュースを見ていると、「市場原理のみの追及」の結果という気がしている。
そういう意味で、興味深い記述だと思う。

勝間は、「金融には政治と同じように社会を変えうる力がある」と明言し、「社会責任投資(SRI)」の考え方を金融教育の重要性について述べている。

「社会責任投資(SRI)」について、補足。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 社会的責任投資 より。

一般には、社会的責任投資(SRI:Socially responsible investment)とは企業の社会的責任(CSR:Corporate Social Responsibility)の状況を考慮して行う投資のことである[1] 。


社会的責任投資(SRI)とは より、引用。

■社会的責任投資(SRI)とは
・社会的責任投資とは、従来の財務分析による投資基準に加え、 社会・倫理・環境といった点などにおいて社会的責任を果たしているかどうかを投資基準にし、投資行動をとることを言います。
・古くからある例として、タバコ、ギャンブル、武器に関連する企業への投資をしないとことなどがあげられます。
・今ではさらに環境に優しい企業か、法律遵守しているかなどが基準に加えられることが多いようです。
(以下略)



参考として、「環境報告書」「CSR報告書」リンク集 を付記しておこうと思う。


投資にも、その考え方はあると思うだけど。
「自分の行動が社会を変えうる」という、勝間さんの考え方は好き。

では、どう行動すべきか、という具体的な行動に自分を落とし込んでいく作業。
続けていきたいと思っている。

テーマ : お金の勉強 - ジャンル : 株式・投資・マネー

タグ : 経済 社会的責任投資(SRI) 「環境報告書」 「CSR報告書」

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