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2007.10.21 (Sun)

反戦平和の手帖を読んで 2.平和憲法

反戦平和の手帖―あなたしかできない新しいこと (集英社新書)と言う本が、宇宙人ピッピさんの「反戦平和の手帖」で取り上げられていて。(あ、でもこれは「転載記事」なんだね・・・・もともとは風の「夢から覚めた夢」 さんの記事「反戦平和の手帖 」、です。)
興味があったので、買って読んでみた。

で。読んでみての感想文。
1.では「正戦論」について(反戦平和の手帖を読んで 1.「正戦論」)。
2.では「平和憲法」について。
3.では「平和」についての、まとめとして。(反戦平和の手帖を読んで 3.「平和」
それぞれ気になるところを引用させて頂きながら、書いてみたいと思う。

今回は、「平和憲法」について。

【More・・・】

~~~~~~~~
日本国憲法第9条より引用。

 第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
  2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。



「憲法はアメリカの押しつけだ」という考え方がある。
だから、憲法を「国民の意思に合うように改正するべきだ」と。
私は、当時の事は知らないのだけど、「平和を希求しない人はいない」と思っていて、だから「改正が国民の意思」というものが、どうも馴染めなかった。
此処には、3つの視点がある。
1.平和を希求しない人の存在
2.憲法制定当時の状況
3.改正の是非(国民意思)

1.については。
私が身近で聞いたことがないというだけで、論拠に乏しいことは承知なのだけど・・・・。
「自らを滅ぼすことは考えないだろう」という、生物としての本能から「自分の生きられる状況」を希求するものと思っている。
それが、平和。
反戦平和の手帖を読んで 1.正戦論にある「正戦論」は、あくまで「戦争は必要悪」という視点だし、「自らを守るために武器を所望する」人はいても、最初から人を殺めたくて武器を所望する人はいないと、そう思っている。

2.については。
反戦平和の手帖―あなたしかできない新しいこと (集英社新書)の中に、興味深い記述があった。

ラミス:彼ら(=60年安保の学生達:引用者注)はよくこんなふうに訴えていました。「私たちは戦争を知っている。だから、二度と戦争をしたくない、やらない。そのことは、日本国憲法第9条に書いてあります」と。誰もがそうやって言いました。(p.77より)


ラミス:主語は「私たち」です。「私たちは戦争をしない、それは憲法に書いてある。」しかし10年経ったら、主語が入れ替わりました。日本人は、「日本国憲法があるので、戦争はやりません」と、言うようになった。主語は「憲法」。憲法が私たちに命令している、と言うようになりました。(p.77より)



勿論、これだけで当時の状況を語るのは拙速だろう。
しかし、「私たちは戦争をしない、それは憲法に書いてある」と言っていた人もいる、ということは私にとって大きな意味があった。
「国民意思」が「平和条項」にきちんと反映している、という意味が。

3.については。
その為に、「国民投票法」ができたんだと、思っている。

~~~~~~~~~~~~
少し、本の中で興味を持った箇所を抜粋してみる。

(平和条項にも関わらず、日本には自衛隊という名の強大な軍隊があり、これまで経済支援という形で、朝鮮戦争をはじめとするいろんな戦争に加担してきました。)
ラミス:しかし、やはり九条には効果があったと考えます。1945年から60年間、日本は少なくとも、どの戦争にも直接巻き込まれることはなかった。交戦権の下で、日本人が殺したことがなかったという点では、憲法は生きていたといえるのではないですか。
喜納:そうですね。ただ、これからはそうもいかなくなるかもしれない。(p.80より)



喜納:「平和を守るために、九条を守るために護憲だ」と言っている人たちには、逆に気がついてほしいんです。今の平和というのは沖縄に基地があるゆえ、沖縄の危険負担の上に日本の安全が成り立っているということを。(p.86より)



ラミス:平和憲法がなくても平和運動はできますよ。(p.160より)



ラミス:安保がある限り、そして日本に基地がある限り、アメリカがこの国は敵だ、と決めたら自動的にその国は日本の敵になります。(p.87より)



喜納:日本は安保によって守られているという幻想を早くすてるべきです。アメリカという大国との関係上、日米同盟が必要というのは分かります。しかし、それならば、今の軍事同盟の関係から脱却し、安保は日米平和友好条約へと切り替えるべきです。(p.88より)



ラミス:憲法ができてから現在まで、自衛隊は交戦権の下で一人も人を殺したことがない。その記録はあるわけね。そういう意味で、九条は完全に死んではいないんです。機能している。でも、戦争に手を出せない人間たちが、戦場に送られている。(p.159より)



私は、「平和を守るために護憲」という考えなのだけど・・・・決して、「沖縄」とか「自衛隊」を犠牲にしたいわけではない。
考えるの為の、キーワード。
・日米安保条約
・自衛隊
・沖縄
今の所、これだけを視野に入れてみよう。

~~~~~~~~~~~~~
関連リンク:
憲法9条改定論議の整理
憲法が憲法として機能するための国民常識とは何か?

関連拙記事:
反戦平和の手帖を読んで 1.「正戦論」
反戦平和の手帖を読んで 3.「平和」

平和~人間への信頼
「平和」関連拙記事リンク集です。

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