2017年08月 / 07月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫09月

--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
EDIT  |  --:--  |  スポンサー広告  |  Top↑

2007.11.04 (Sun)

異例の教科書検定訂正申請

日本史の「教科書検定訂正申請」が、話題になっている。
沖縄戦の集団自決を巡る高校日本史の教科書検定問題。
文部科学省の検定意見により、「日本軍の強制」の記述を削除した教科書会社(5社のうち、11月4日現在は4社)が、「強制」に関する記述を復活させる内容の訂正申請を同省に行っている。

そもそも・・・・文部科学省の検定意見(教科書用図書検定調査審議会の検定結果を踏まえて出される)によって、訂正した記述についての「訂正申請」自体、初めての事。
○新しい「証言」
○検定意見撤回を要求した沖縄の県民大会
この二つが主な原因だと思うが、再審査が行われるらしい。

だから、その「申請」がどうなるかは、気になるところである。

【More・・・】

~~~~~~
最初のニュースから、軽くおさらい。
集団自決「強制」記述復活へ、教科書2社が訂正申請より。
まず、東京書籍(本社・東京都)と実教出版(同)とが訂正申請を行った。

新たに2社 訂正申請/教科書検定より。
清水書院と山川出版が二日、文部科学省を訪れ、新たに訂正申請した。残る一社も「来週半ばにも申請したい」との意向で、来週中には五社の訂正申請が出そろう。

その「内容」については、全ての社が明らかにしている訳ではない。
それは、

文科省は教科書会社側に「静謐な環境の確保」を理由に、訂正申請に関する審議が終了するまで記述内容を公開しないよう求めている。
「日本軍の強制」明記 2社が初の訂正申請より)

から。

なので、明らかになっているものだけ、拾い読みしていく。
集団自決「強制」記述復活へ、教科書2社が訂正申請(11月1日21時48分配信 読売新聞)より。

東京書籍
・修正前:「日本軍がスパイ容疑で虐殺した一般住民や、集団で『自決』を強いられたものもあった」
・修正後:「『集団自決』においこまれたり、日本軍がスパイ容疑で虐殺した一般住民もあった」
・訂正申請:「日本軍によって『集団自決』においこまれたり、スパイ容疑で虐殺された一般住民もあった」



教科書2社訂正申請 軍強制明示、記述内容で初(11月2日8時1分配信 産経新聞)より。

・訂正申請:「『強制集団死』とよぶことがある」という注釈を加えて強制性を強調する。検定意見撤回を要求した沖縄の県民大会にも言及。軍命令に関する証言も加え、検定以前よりも踏み込んだ内容としている



新たに2社 訂正申請/教科書検定(3日12時0分配信沖縄タイムス)より。

・日本史Aの修正申請:で「日本軍は、住民に手榴弾をくばって集団自害と殺しあいを強制した。犠牲者はあわせて八百人以上にのぼった」
・日本史Bの修正申請:「日本軍により、戦闘の妨げになるなどの理由で県民が集団自決に追いやられたり」との表現。



執筆者、訂正原案を公表 「集団自決」検定 (11月3日10時8分配信 琉球新報)より。

・修正後:「日本軍のくばった手榴弾で集団自害と殺しあいがおこった」
・訂正申請:「日本軍は、住民に手榴弾(しゅりゅうだん)をくばって集団自害(※)と殺しあいを強制した」(日本軍の主語を復活)
 ・※集団自害:「『自決』だと自らの意思で死んだことになる。現実は家族同士が殺し合う悲惨な状況だった。勇んで命を投げ出したのではないことを反映したかった」ことによる。



~~~~~~~~
「日本軍の強制」について。
この「教科書検定問題」の記述見解が、「国としての問題の捉え方」が分かるものであるから、結果が気になるところである。

~~~~~~
ただ、ね。
教科書「を」教えるものではなくて、教科書「で」教えるのが、学校教育と言われている。
それを考えると・・・・
○教師の教材研究の時間の確保(勿論個々人の力量・確保可能時間にもよるが、仕事量というもので「時間の確保が困難」という点も見逃してはならないと思う。)
○「受験の為」ということで、近現代史の学習時間をあまり割かない傾向
こちらも、「歴史」を教える上で注目すべき問題と思っている。

~~~~~~
参考リンク:
Yahoo!ニュース 教科書検定
外務省 日本の教科書検定制度

前記事:
カテゴリー「教育」リンク
EDIT  |  12:13  |  ちょい真面目<教育>  |  TB(0)  |  CM(6)  |  Top↑

Comment

♪集団自決

7月から訴訟中ですね。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/071109/trl0711091512008-n1.htm

ちなみに県民大会は11万人と報道されましたが、実際は2万人程度だったようです(テレビ局も認めてます)。
サクラも募集していたという話もありますけど、未確認です。
Nyarlathotep |  2007.11.10(土) 22:18 |  URL |  【コメント編集】

♪そうですね・・・・

ネット新聞に関連記事が出ていましたので、少し見ました。
あ、でも、ご提示の場所、話の流れが詳しく書いてあって、分かりやすいですね。
ありがとうございます♪
(又記事にする積もりです・・・・出来ましたら、記事のアドレス書きに来ますね。)

>県民大会は11万人
警察関連者によると、4万人位、との事のようですね。
実際は2万人、という報道も読みました。
・・・・数のごまかしは、嫌な気持ちになりますね。
まあ、「沖縄の総意」としたかったのでしょうけど・・・・私、この関連記事読んで、「数字をごまかした」その点をもって、沖縄大会の「検定意見撤回」要求が困難な道のりなのかな、と想像してしまいました・・・・。

本当に強制があったのかは、気になっています。
・・・・ただ、「広義の強制」というものがなされそうな時代背景であっただろうとも思うのです。その辺りがよく分からないので、正直、もどかしいですね。
アカリ |  2007.11.10(土) 23:13 |  URL |  【コメント編集】

♪あれ?

関連ニュースのところから、他の記事も追えると思ったのですが・・・
ちなみに、
2が、http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/071109/trl0711091712009-n1.htm
3が、http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/071109/trl0711091900010-n1.htm
4が、http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/071109/trl0711092043013-n1.htm
5が、http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/071109/trl0711092049014-n1.htm
となっています。

おまけ
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/071109/trl0711091218003-n1.htm
この話は、だいぶ前に他のブログでも読みました。

>・・・・数のごまかしは、嫌な気持ちになりますね。
古舘伊知郎が番組内で、「数字の問題ではない。」と開き直ってました。
Nyarlathotep |  2007.11.11(日) 00:21 |  URL |  【コメント編集】

♪あにゃ、ごめんなさい・・・・・

「関連ニュース」のクリックにまで気が回ってませんでした・・・・ごめんなさい。
今、確認しました。
補足、ありがとうございます!お手数おかけ致しました!


http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/071109/trl0711091218003-n1.htm
>この話は、だいぶ前に他のブログでも読みました。

成程・・・・以前から問題とされていたのですね。
「遺族補償を得るため隊長命令にして申請した」ですか・・・・じゃ、「当事者同士では解決済みだった問題が、事実と異なる記述で書籍になっている」という争点でしたのね、今回の問題は。

昨日は(というか、夜は)別件で関連記事は書けませんでしたが。
書かなくて正解、だったかも。
ありがとうございました♪

>古舘伊知郎が番組内で、「数字の問題ではない。」と開き直ってました。
この話は聞きました。

「沖縄の人のなかで、「検定意見撤回」要求の動きがある」とするなら、事実だと思うし、それなら私も受け入れられるのです。
その上で、「集団自決の事実はあったか、なかったか?」というものに興味が出て、事実を知ろうとするのなら、いいことだと。
ただ、数字のごまかしで「沖縄の人の大半が要求している」というのは単なる印象操作に過ぎません。
この「印象操作」は、「マスコミが事実を歪めて報道している」ということ。
「報道の自由」は、あくまで「事実を皆に知らせる」というのが大前提としてある筈で。
その自覚に乏しい方ばかりなら・・・・そう思って、怖くなったのを覚えています。
アカリ |  2007.11.11(日) 06:56 |  URL |  【コメント編集】

♪藪蛇(沖縄にとっての)

 実際に当時「自決行為を積極的に推進」したのが、地元民の代表者や民間有志の防衛隊だったという話(軍側が「早まるな」と止めたケースも少なくなかったとか)……
 「強制自決による犠牲者の遺族」としてお金を受け取っている人の中に、率先して肉親や女子供に手をかけ自身は生き延びている人々さえいるという、当時からなお続く「狂気」と「闇」……
 マスゴミも教科書も決して教えてくれない事実。私も今回の11万人捏造報道をきっかけとして初めて知ったような事がいくつもありました。

 とある場所で、

「軍の強制はあった!」
「ではその方法は? 具体的な命令は? 「さあ死ね、さもなくば殺す」と脅迫したのか?」
「手榴弾などを渡したのが「命令」に相当する。当時の雰囲気にも強制力があった」
「住民に武器を渡したのは同じ住民の自警組織「防衛隊」の人々だが」
「その防衛隊に武器を渡したのは軍。間接的にでも責任はある」
「自警組織に武器を渡す=自決強制なのか?」
「間接的にでも責任は(以下ループ)」
「ところで、「手榴弾を渡されたら自決命令」という貴方の主張の根拠は?」
「当時はそういう強制性が暗黙で働いていた」
「では防衛隊に軍が武器を渡したことも自決命令か?」
(以後回答無し)

 というやりとり(簡略化してありますが)なんかも見るにつけ、知れば知るほど大江健三郎氏の「罪」(=ろくに調べもせず特定個人を極悪人と決め付け、流布)は大きいと思います。
 (先日の裁判でも矛盾発言連発、ついぞ「具体的反証」はゼロだったそうな)

 この問題の根が深いのは、本土側に「沖縄を犠牲にした」という罪の意識があり、同時に沖縄にも「嘘をついてお金をもらえるようにした」という特殊事情があるため、互いに「事実を白日の下に晒そう」という動きが出にくいことでしょうか。
 とはいえ、それにつけ込んで新たな「捏造」を許し、特定の何か・誰かに罪をなすりつけ続けることが許されてはならないとも思います。

 申し訳ないものの、沖縄のサヨク側の人々には「11万人捏造」のツケだけはしっかり支払ってもらわねばならないかな、と。
Tamanegi |  2007.11.11(日) 07:43 |  URL |  【コメント編集】

♪私が「沖縄ノート」を読みたいと思った訳

Tamanegiさん、こんばんは。

裁判については別記事にしようと思ったのですが。
どうも、別件で片付けたいものがたくさん出てきたのと、平日はコメントもままならない(ましてや、記事はとても!詩歌ならまだ携帯からなのでかけそうですが・・・・(^^;))ので、此処でも少し書いておきます。

裁判の争点について。
今日、http://www.sakai.zaq.ne.jp/okinawasen/souten.html読んでまして。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B1%9F%E5%81%A5%E4%B8%89%E9%83%8E%E3%83%BB%E5%B2%A9%E6%B3%A2%E6%9B%B8%E5%BA%97%E6%B2%96%E7%B8%84%E6%88%A6%E8%A3%81%E5%88%A4に簡略化されてたので引用しますが・・・・
1)梅澤・赤松両隊長は住民に対し自決命令を出したのか
2)大江健三郎が自決命令を肯定する根拠は何か

らしいですね。
で、1)については具体的なものはない。
2)についても、「自決命令を否定するものについては『見方が一方的だ』としていた」というのが、ネット見ていての私の理解です。
むしろ、NyarlathotepさんやTamanegiさんに教えて頂いた通り、1)については「自決命令を出した、ということにしたほうが都合がいいからそうなった」みたいな感じもあるわけで。その辺りを記載していないものなら、其れもまた『見方が一方的』な訳です。

私は。
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20071110p301.htmなど読んで、『日本軍から島の守備隊、島民につながる「タテの構造」の強制力でもたらされた』とする大江さんの主張に大変興味があるのです。
「タテの構造」の強制力。
それが念頭にあったから、2007.11.10(土) 23:13のコメント最後の『・・・・ただ、「広義の強制」というものがなされそうな時代背景であっただろうとも思うのです。その辺りがよく分からないので、正直、もどかしいですね。』との言葉になりました。
新聞記事においても、大江さんは「本の中で個人名を挙げてはいない」ともいってます。
だから、「沖縄ノート」にどう記載されているか気になりますね。
Tamanegi さんの言うように
>それにつけ込んで新たな「捏造」を許し、特定の何か・誰かに罪をなすりつけ続けることが許されてはならない
そう、私も思いますので。

戦争における『「タテの構造」の強制力』。
それも、「戦時」の狂気、というか戦争時の空気のようなもので。
それを記載すること自体は、私はいいと思うのです。(というか・・・・それを伝えることは必要とも思っています。)
だから。私は「沖縄ノート」を読んで見たいですね。

>「11万人捏造」のツケだけは
「ツケ」というのは、私には違和感があるのですよ・・・・
「捏造」の責任は、とる必要はあると思います。
ただ、「捏造」が分かった段階で「信憑性のないものだった」として、離れていく方々もいるはずで。そういう意味でいけば、「ツケ」は払っている・払っていくと思います。
アカリ |  2007.11.12(月) 03:47 |  URL |  【コメント編集】

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除するのに必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示
 

Trackback

この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック

 | BLOGTOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。