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2008.06.07 (Sat)

「対話」のない社会 を読んで~~1.<対話>とは何か

中島 義道 さんの、「対話」のない社会―思いやりと優しさが圧殺するもの (PHP新書) (単行本(ソフトカバー)) を久々に読んでみた。

以前読んだときは、他の人のブログで「勉強会(笑)」しながら、就職活動(笑)真っ最中だったんだよねえ・・・・その頃の会話を思い出しながら、読んでみた。

んで。
最近まとまった時間がとれないこともあって(苦笑)、本の内容を大きく三つに分けて、感想文を書いてみる。

1.<対話>とは何か(本記事)
2.<対話>の敵
3.<対話>を圧殺する風土



今回は、1.<対話>とは何か、について。

<対話>とは自分の人生を背負って生きること。







【More・・・】

<対話>とは、各個人が自分固有の実感・体験・信条・価値観にもとづいて何ごとかを語ることである。そういう意味でいえば、「対話」は、人間的触れ合いを主たる目的とする<会話>とも、私情をなるべく挟まず論理的に相手側を説得する<討論>とも異なる。(本文p.100~104より要約)

とある。

また、<討論>と<対話>について、こんな記述もあった。

我が国での討論の形態のタイプ
・互いに絶対的に意見を譲らずにエンエンと平行線をたどるタイプ
・いとも簡単に各人の意見が一つに融合してしまうタイプ

<対話>は、ちょうどこの中間をいく。
<対話>は各個人が抱く意見の「小さな差異」を確認しながらゆっくりと忍耐強く進む。(本文p.129より引用)



<対話>の例として、本文中ではプラトン「対話篇」『パイドン』を挙げている。

筆者が考える<対話>の基本原理

1)あくまでも一対一の関係であること。
2)人間関係が完全に対等であること。<対話>が言葉以外の事柄(例えば脅迫や身分の差など)によって縛られないこと。
3)相手に一定のレッテルを貼る態度をやめること。相手をただの個人としてみること。
4)相手の語る言葉の背後ではなく、語る言葉そのものを問題にすること。
5)自分の人生の実感や体験を消去してではなく、むしろそれらを引きずって語り、聞き、判断すること。
6)いかなる相手の質問も疑問も禁じてはならないこと。
7)いかなる相手の質問に対しても答えようと努力すること。
8)相手との対立を見ないようにする、あるいは避けようとする態度を捨て、むしろ相手との対立を積極的に見つけてゆこうとすること。
9)相手と見解が同じか違うかという二分法を避け、相手との些細な「違い」を大切にし、それを「発展」させること。
10)社会通念や常識に納まることを避け、つねに新しい了解へと向かってゆくこと。
11)自分や相手の意見が途中で変わる可能性に対して、つねに開かれてあること。
12)それぞれの〈対話〉は独立であり、以前の〈対話〉でコンナことを言っていたから私とは同じ意見のはずだ、あるいは違う意見のはずだというような先入観を棄てること。
(本文p.132~133より引用)




~~~~~~
私。
この<対話>というの、素敵だなあと思っているのだ。
今の私には出来ないかも知れない、でもいつかはしたいなあ、という。
その為に自分が出来ることは、していきたい。

自分の言葉で語ること。
芯の部分でぶれないこと・・・・は、あるいは無理かも知れないのだけど、ぶれるのならそれをきちんと言葉にしていたい。

ああ、勿論、この本の通りのものが私の求める<対話>ではない可能性もある。
でも、感覚として、一番近いものだと思うから・・・・内容を元に、考えていきたい、そう思っている。

『2.<対話>の敵』『3.<対話>を圧殺する風土』で触れるつもりなのだけど、私はネットでは比較的<対話>をやりやすい環境にいるのではないか、と思うのだ。
少なくとも、立場の上下に関わらず、ネットではお話しできるから。

<対話>に似たもの。
私はしたことがある、そう思っている。
(私のブログではないし、そのブログの管理人さんはご多忙でなかなかブログ管理出来ないようなので、リンクは貼りません。)
ただ、<対話>に似たものではあっても、<対話>ではないのかも知れない。
考え方は違う、というのは分かったのだけど、それを支える経験や知識量がねえ・・・・おそらく、あの場でコメントしていた方々の中で、私が一番なかった、のではなかろうか(苦笑)
それが悔しくて、本読みあさったっけ。
当時専業主婦で、経験は積みようがなかったのだけど、時間はあったから。

現実を変える原動力ともなりうる<対話>。
それを今でも、求めている節はある。
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